春が来た!!

 午前中日立の方に仕事があったので、その後、北茨城の大北川に行ってきました。

 今日はお天気も良く、汗ばむほどの陽気です。
 仕事を終えたのが10時過、大北川に着いたのは11時でした。先日ポン吉さんの案内で来た時は蕾だった山桜が、既に散り始めています。

 お天気も良いし、今日こそは「蝉丸脱出!!」と、ちからが入ります。でも、時間が時間だけに、けっこう人がきています。
 今日も、だめかなーぁ。。。ちょっと弱気。。。

 ヌケルヘアーカディス#22を付けて、先日ポン吉さんと入渓した場所と同じ場所に入り釣り上がりました。
 三投目を流している時、フライを追いかける魚影を発見。その後も頻繁にチャポッというアタックはありますが、針にかかりません。

 あれってどういう訳なんでしょうかねーぇ。
 魚はフライをくわえているのでしょうかねーぇ。

 パクッとくわえた瞬間「なんじゃコリャーァ、虫とちがうべよーォ。」と、とっさに判断して、「ぺッ、ぺッ」と吐き出しているんでしょうか。それとも「まーァた、ニセモノの虫が流れて来たべーぇ。遊んでやっぺよーォ。」という感じで、冷やかしに来ているんでしょうか? で、口の中で針がチクッとしたら、「あっぶねーぇ。釣針だったっぺよーォ。。。いじゃけんなーァ。」と言っているのかも。。。
(注:「いじゃける」とは「意地が焼ける」という言葉の省略形の茨城弁で、「腹が立つ」「面白くない」といった不満を表す言葉です。)

 で、結局、2時までは「蝉丸」・・・・・いじゃけんなーァ。。。(^^;)

 昼食代わりのおにぎりを食べながら、下流に向います。
 しかし、下流は、かなり落差のある滝の連続で、滝の落ち込みから流れ出しにかけては、木が覆いかぶさって、私の腕では到底キャストできそうな感じじゃありません。

 その時点で、今日の釣果もあきらめムードです。
 それでも、滝と滝の間を流れる短い深場に、ダメもとで黄色のターキーバイオットボディーのパラシュートをキャストします。5回ほど流しましたが反応もありません。どうやらフライフィッシングじゃなく、ツライフィッシングになりそうです。


こんな流れの流芯で出ました。

 ところが、6回目に流芯を流していた時、チャポッと来ました。竿先に生命反応があります。「やったーぁーぁーぁ!!!」
 一瞬、「う」様では・・・・・と疑いましたが。。。(^^;)  上がってきたのは、13cmのミニャマメ君です。でも、小さくても1匹は1匹です。遂に「蝉丸」脱出!! 釣行4回目にして、逢坂の関を越えました。ヽ(^O^)ノヽ(^-^)ノv(^_^)v
 まだイケるかも知れないと思い、もう一回同じ流れをトレースしたら、連続で来ました。今度は11cmのミニモニャマメ君。

  
13cmと11cmのヤマメ、ふたつ合わせて「技あり」ふたつ、1匹分です。

 俄然、ヤル気と自信が出てきました。

 次は、落ち込みからの流れ出しに目をつけました。


中央右側のコケの生えた石の側で・・・・。

 ここでも、チャプッと・・・・。
 さらに岩の前で、パチャッと・・・・。
 この場所のヤマメは、それぞれ18cmと22cm。。。

  
なかなかいい引きで上がってきた18cmと22cm

 ほんの15分間のあいだに、イッキに4匹キャッチ。

 なぜ、急に釣れるようになったのか、自分なりに考えてみたのですが、魚の出方がとても素直な印象を受けました。おそらく入渓地点の下流側は、今日は誰も竿を出していなかったのでしょう。上流側は足跡がありましたが、下流側には足跡は見当たりませんでした。

 そこで、さらに下流に下ってみると、また1匹。。。


これは、スレでした。

 なんと、ヤマメ5匹は、過去最高の釣果となりました。

 今日、私は皆さんより3ヵ月遅れで解禁を迎え、やっと春がきました。
 めでたし、めでたし。。。



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