<不退転の決意で…>

解禁以来、どうもパッとしない釣果続きでフラストレーション溜めているAstrum。
午前11時で仕事を切り上げて、釣り場に向かいました。

Astrumのフラストレーションを解消してくれる川と言ったら・・・・やっぱ日光湯川でしょ〜ぉ。
解禁して4日目の湯川。
湯滝駐車場近辺には、毎年除雪した雪や残雪が残っているのですが、今年は見当たりません。
どうやらこの冬は、雪が少なかったようです。

昨年は滝の中段に引っかかっていた杉の大木が、滝つぼまで落っこちて来ており
左側の滝つぼはキャスト不可能な状態です。

釣り始めたのは、午後2時。
今日の目標、10匹という設定です。

さっそく滝つぼ前の瀬をビーズヘッドニンフで流しますが、イマイチ反応悪い。
チビブルックが1匹かかったのみです。

さらに、誰も釣り人が居なかった滝つぼでも、一向に反応なし。
うむ〜ぅ。。。。
滝つぼの底にフライが引っかかってロストしたのを契機に
マーカーの浮き下を30cmほど短くしてみました。
すると、どうやらコレが正解だったようです。

23cmのブルックが、ラインの先で躍ってくれました。
観瀑台のギャラリーから「おッ、つれたよ〜ぉ」との感嘆の声が・・・。
偏向グラスで隠れたAstrumの顔はニヤケてたりします。

その数分後、再びマーカーの不自然な動きにロッドを利き合わせたAstrum。
チョッピリ重たげな反応、そして右に左にと走り回るサカナ。

見た目にも30cm近いサカナが、水面を走り回る姿が観客からも見えてます。
「おおッ、また釣れたよ。」
「おっきいねぇ。」
一度ランディングし損なって、再度ネットに収めた時には拍手が湧き起こってました。
Astrum、帽子をとって一礼。
すると、指笛とともに再度拍手喝采がッ!!(*゚∀゚*)キタ━━!!!

おおむね33cmくらいのニジマス。
観客に向かって、誇らしげにネットから取り出して記念撮影。

これで3匹目。
まだあと7匹は釣りたい。不退転の決意を胸に滝つぼに向かいキャスト!!
しかし、この後、一気に反応がなくなりました。

午後4時半過ぎまでの1時間強、なぁんにも反応がありません。
岸辺に座ってペットボトルのお茶を飲んでいると、二人の男の子とお母さんが通りかかりました。
子供さんが、「ナニが釣れるんですか?」と尋ねてきます。
「サンマだよ!」と返すと、お母さんが「え〜ッ」と反応。
「ウソウソ。。 マスが釣れるんですよ…。」と訂正します。
すると、後からやってきたおばあちゃんが「ナニが釣れるって?」
おかあさん、すかさず「サンマですって〜ぇ」と返してます。\(-_-;) オイオイ.

この家族に、いいトコ見せなくっちゃ・・・という下心をモチベーションに
橋下の倒木の中にフライを流し込むと、モゾモゾッとしたマーカーの動き。。。
グイッと合わせをくれました。
倒木の下に潜り込もうとするサカナを半ば強引に引きずり出し、無事ランディング。

30cmはあろうかという良型のブルックです。

先ほどの岸辺の砂地にサカナを横たえると、子供たちとお母さんが駆け寄ってきました。
子供たち:「うわぁ、大きい。食べられるの?」
お母さん:「キレイなサカナぁ。。。」と感心しきり。

写真撮ってもいい?と聞いてきた子供たちそれぞれが取り出したのは
デジカメと思いきや、なんと二人ともタブレット!!
これにはAstrumも( ゜д゜)ポカーン
いやはやイマドキの子供は…と言ってしまっては時代遅れなんでしょうねぇ。

この出来事で再びモチベーションを復活させたAstrum。
その後、周囲のポイントから7匹のブルックとニジマスを釣り上げ
目標を超える11匹に到達しました。


時間は、午後7時15分。
満足の釣果となりました。
やっぱ、湯川は楽しいねぇ(*^ー゚)b!!

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